クリスマスシーズンが近づくと、心温まる音楽が恋しくなりますよね。特に洋楽のクリスマスソングには、時代を超えて愛される名曲がたくさんあります。
今回は、クリスマスソングのおすすめを洋楽の古い曲からセレクトしてご紹介します。1950年代から1990年代まで、各年代を代表する不朽の名作を厳選しました。
いきなり結論的になりますが、私自身が一番おすすめしたいクリスマスアルバムをご紹介します。
フィル・スペクターのクリスマス・アルバム
クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター
最新のクリスマスソングも素敵ですが、古き良き時代の洋楽には独特の温かみと味わいがあります。このアルバムはそういった温かみと楽曲のなじみ深さ・クォリティの高さが同時に味わえる素晴らしいアルバムだと思います。良かったら、ぜひ聴いてみてくださいね。
ここからは、50年代から年代別に選曲していますので、ご自身が青春時代を過ごした年代の曲を見つけたり、お子さんやお孫さんに「昔はこんな曲を聴いていたんだよ」と紹介したりするのにもぴったりです。
それでは、懐かしくも新鮮な洋楽クリスマスソングの世界へご案内します。
- 1950年代のクリスマスソング
- White Christmas(ホワイト・クリスマス) / Bing Crosby(ビング・クロスビー)
- The Christmas Song <Chestnuts Roasting on an Open Fire>(ザ・クリスマスソング) / Nat King Cole(ナット・キング・コール)
- Santa Claus Is Coming to Town(サンタが街にやってくる) / Perry Como(ペリー・コモ)
- Jingle Bell Rock (ジングルベル・ロック)/ Bobby Helms(ボビー・ヘルムス)
- Rudolph the Red-Nosed Reindeer(赤鼻のトナカイ) / Gene Autry(ジーン・オートリー)
- 1960年代のクリスマスソング
- I Saw Mommy Kissing Santa Claus(ママがサンタにキスをした) / The Ronettes(ロネッツ)
- Christmas <Baby Please Come Home>(クリスマス)/ Darlen Love(ダーレン・ラブ)
- Blue Christmas(ブルー・クリスマス) / Elvis Presley(エルヴィス・プレスリー)
- Little Saint Nick(リトル・セイント・ニック) / The Beach Boys(ビーチ・ボーイズ)
- Do You Hear What I Hear? (ドゥ・ユー・ヒア・ホワット・アイ・ヒア)/ Andy Williams(アンディ・ウイリアムス)
- 1970年代のクリスマスソング
- Happy Xmas <War Is Over>(ハッピークリスマス) / John Lennon & Yoko Ono(ジョン・レノン&オノ・ヨーコ)
- Wonderful Christmastime(ワンダフル・クリスマスタイム) / Paul McCartney(ポール・マッカートニー)
- Please Come Home for Christmas(ふたりだけのクリスマス) / Eagles(イーグルス)
- Give Love on Christmas Day(クリスマスに愛を贈ろう) / The Jackson 5(ジャクソン5)
- Peace On Earth 〜 The Little Drummer Boy(ピース・オン・アース〜リトル・ドラマー・ボーイ) / Bing Crosby & David Bowie(ビング・クロスビー&デヴィッド・ボウイ)
- 1980年代のクリスマスソング
- まとめ
1950年代のクリスマスソング
1950年代は、今なお語り継がれるクリスマスソングの黄金時代です。戦後の希望に満ちた時代背景の中で、心温まる名曲が次々と生まれました。
White Christmas(ホワイト・クリスマス) / Bing Crosby(ビング・クロスビー)
1942年に発表され、1950年代にも絶大な人気を誇った永遠のクリスマススタンダード。ビング・クロスビーの柔らかく温かみのある歌声が、雪景色のクリスマスへの憧れを優しく歌い上げます。世界で最も売れたシングル曲としてギネス記録にも認定されている、まさにクリスマスソングの王様です。
The Christmas Song <Chestnuts Roasting on an Open Fire>(ザ・クリスマスソング) / Nat King Cole(ナット・キング・コール)
1946年録音、1950年代にかけて愛され続けた名曲。「焚き火で焼ける栗の香り」から始まるこの曲は、アメリカの古き良きクリスマスの情景を描いています。ナット・キング・コールの艶やかで深みのあるバリトンボイスが、クリスマスの夜の静けさと幸福感を見事に表現しています。
Santa Claus Is Coming to Town(サンタが街にやってくる) / Perry Como(ペリー・コモ)
1959年発表。1934年に作られた曲ですが、1950年代に多くのアーティストによってカバーされ、定番曲として定着しました。子供たちに「サンタさんが来るから良い子にしていなさい」と歌いかける楽しい内容で、家族で楽しめるクリスマスソングです。
Jingle Bell Rock (ジングルベル・ロック)/ Bobby Helms(ボビー・ヘルムス)
1957年発表。伝統的なクリスマスキャロルに当時流行していたロックンロールのリズムを取り入れた革新的な一曲。軽快なテンポと明るいメロディーが、クリスマスパーティーを盛り上げてくれます。50年代のアメリカンポップスの楽しさが詰まった名曲です。
Rudolph the Red-Nosed Reindeer(赤鼻のトナカイ) / Gene Autry(ジーン・オートリー)
1949年発表。赤鼻のトナカイ、ルドルフの物語を歌ったこの曲は、子供から大人まで誰もが知っているクリスマスソングです。最初は仲間外れにされていたルドルフが、最後には英雄になるという心温まるストーリーが魅力的です。
1950年代のクリスマスソングを楽しむなら
これらの名曲は、オムニバスアルバムで一度に楽しむことができます。楽天市場では、50年代〜60年代のクリスマスソングを集めたベスト盤CDが多数販売されています。
また、ナット・キング・コールやビング・クロスビーのクリスマスアルバムは、今でも世界中で愛され続けている名盤です。レコード盤での復刻版もあり、アナログならではの温かみのある音質で聴くと、より一層当時の雰囲気を味わえます。
1960年代のクリスマスソング
1960年代は、ロックやポップスが大きく発展した時代。クリスマスソングにも新しい風が吹き込まれ、ビートルズをはじめとする革新的なアーティストたちが、伝統的なクリスマス音楽に新たな解釈を加えました。
I Saw Mommy Kissing Santa Claus(ママがサンタにキスをした) / The Ronettes(ロネッツ)
1963年にフィル・スペクターがプロデュースしたアルバム『A Christmas Gift for You』に収録。子供の視点で「ママがサンタにキスしているのを見た!」という可愛らしい内容を、ロネッツの華やかでソウルフルな歌声で歌い上げています。ウォール・オブ・サウンドの厚みあるアレンジと、ポップで楽しいメロディーが、家族で楽しめるクリスマスソングです。
Christmas <Baby Please Come Home>(クリスマス)/ Darlen Love(ダーレン・ラブ)
1963年発表。同じくフィル・スペクターの『A Christmas Gift for You』に収録された、60年代クリスマスソングの最高傑作のひとつ。恋人がクリスマスに帰ってきてほしいという切実な想いを、ダーレン・ラヴのパワフルで感情豊かな歌声が表現しています。壮大なオーケストレーションとゴスペル調のコーラスが織りなす圧倒的なサウンドは、今聴いても色褪せない名演です。
Blue Christmas(ブルー・クリスマス) / Elvis Presley(エルヴィス・プレスリー)
1957年録音ですが、1960年代に大ヒットを記録。ロックンロールの王様、エルヴィスが歌う切ないクリスマスソング。恋人のいないクリスマスの寂しさを「ブルー」という言葉に込めて歌っています。エルヴィス特有の情感豊かな歌声が印象的です。
Little Saint Nick(リトル・セイント・ニック) / The Beach Boys(ビーチ・ボーイズ)
1963年発表。サーフロックで有名なビーチ・ボーイズが、サンタクロースのソリをホットロッドカーに見立てて歌った楽しい一曲。爽やかなハーモニーと軽快なリズムが、カリフォルニアの明るいクリスマスを感じさせます。
Do You Hear What I Hear? (ドゥ・ユー・ヒア・ホワット・アイ・ヒア)/ Andy Williams(アンディ・ウイリアムス)
1965年発表。1962年に作られ、多くのアーティストによってカバーされた名曲。キューバ危機の最中に平和への祈りを込めて作られた背景があります。荘厳で美しいメロディーが、クリスマスの神聖な雰囲気を演出します。
1960年代のクリスマスソングを楽しむなら
60年代のクリスマスソングは、50年代よりもバリエーション豊かです。フィル・スペクターの「A Christmas Gift for You」は、一枚で60年代のクリスマスサウンドを堪能できる必聴アルバムです。
フィル・スペクター「A Christmas Gift for You」(Amazon)
また、エルヴィス・プレスリーやビーチ・ボーイズのクリスマスアルバムも、楽天市場で入手可能です。ロックやポップスの要素が加わった新しいクリスマスサウンドを、ぜひお楽しみください。
1970年代のクリスマスソング
1970年代は、ソウル、ディスコ、ロックなど多様な音楽ジャンルが花開いた時代。クリスマスソングにも、それぞれのジャンルの個性が色濃く反映され、バラエティに富んだ名曲が生まれました。
Happy Xmas <War Is Over>(ハッピークリスマス) / John Lennon & Yoko Ono(ジョン・レノン&オノ・ヨーコ)
1971年発表(60年代の延長線上にある楽曲として)。ベトナム戦争への反戦メッセージを込めたクリスマスソング。「戦争は終わった、もしあなたが望むなら」という力強いメッセージと、シンプルで美しいメロディーが心に響きます。世代を超えて歌い継がれる名曲です。
Wonderful Christmastime(ワンダフル・クリスマスタイム) / Paul McCartney(ポール・マッカートニー)
1979年発表。ビートルズのポール・マッカートニーがソロで発表したシンセサイザーを多用したポップなクリスマスソング。シンプルで覚えやすいメロディーと、温かみのある歌声が人気です。今でもクリスマスシーズンに頻繁に流れる定番曲です。
Please Come Home for Christmas(ふたりだけのクリスマス) / Eagles(イーグルス)
1978年録音。もともとは1960年にチャールズ・ブラウンが発表した曲ですが、イーグルスによるカバーバージョンも名演として知られています。恋人がクリスマスに帰ってきてほしいという切ない願いを歌った、しっとりとしたバラードです。
Give Love on Christmas Day(クリスマスに愛を贈ろう) / The Jackson 5(ジャクソン5)
1970年発表。若き日のマイケル・ジャクソンを含むジャクソン5による、ソウルフルで温かいクリスマスソング。「クリスマスには愛を贈ろう」というメッセージと、軽快なリズムが心地よい一曲です。
Peace On Earth 〜 The Little Drummer Boy(ピース・オン・アース〜リトル・ドラマー・ボーイ) / Bing Crosby & David Bowie(ビング・クロスビー&デヴィッド・ボウイ)
「リトルドラマーボーイ」は古くからある聖歌ですが、1970年代に数多くのアーティストによってカバーされました。特にデヴィッド・ボウイとビング・クロスビーによる1977年のデュエットバージョンは、世代を超えたコラボレーションとして語り草になっています。
1970年代のクリスマスソングを楽しむなら
70年代のクリスマスソングは、ロックからソウル、ジャズまで幅広いジャンルが楽しめます。ジョン・レノンやポール・マッカートニーといったビッグアーティストの作品は、単品でもベスト盤でも入手可能です。
また、コンピレーションアルバムなら、この時代の多彩なサウンドを一度に楽しめます。例えばこんなアルバムはいかがですか?
1980年代のクリスマスソング
1980年代は、MTV時代の到来とともに、音楽とビジュアルが融合した新しいポップカルチャーが花開いた時代。クリスマスソングにも、シンセサイザーを駆使した華やかなサウンドや、チャリティー精神を込めた楽曲が登場しました。
Last Christmas(ラスト・クリスマス) / Wham!(ワム!)
1984年発表。ジョージ・マイケル率いるワム!による、80年代を代表するクリスマスソング。「去年のクリスマスに心を捧げたのに、翌日には捨てられた」という切ない失恋ソングですが、キャッチーなメロディーと洗練されたサウンドで世界中で愛される名曲に。毎年クリスマスシーズンになると必ず流れる永遠の定番です。
Do They Know It’s Christmas?(ドゥー・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?) / Band Aid(バンド・エイド)
1984年発表。ボブ・ゲルドフの呼びかけで、ボノ(U2)、ジョージ・マイケル、スティング、フィル・コリンズなど当時のトップアーティストが集結。アフリカの飢餓救済のために制作されたチャリティーソングで、「彼らはクリスマスが来たことを知っているだろうか?」という問いかけが胸に響きます。
Mistletoe and Wine(ミッスルトゥー・アンド・ワイン) / Cliff Richard(クリフ・リチャード)
1988年発表。イギリスの国民的歌手クリフ・リチャードによる、温かく優しいクリスマスソング。家族の絆と愛をテーマにした歌詞と、クリフの柔らかな歌声が心に染み入ります。イギリスでは毎年定番として愛されています。
Thank God It’s Christmas(サンク・ゴッド・イッツ・クリスマス) / Queen(クイーン)
1984年発表。フレディ・マーキュリーの力強い歌声で「クリスマスで良かった」という喜びを歌い上げる、クイーンらしい壮大なクリスマスソング。オーケストラを思わせる豪華なアレンジが魅力です。
All I Want for Christmas Is You(恋人たちのクリスマス) / Mariah Carey(マライア・キャリー)
最後の1曲は90年代ですが、世界的大ヒットのこの曲を。1994年発表で、現代のクリスマスソングの女王とも言える、マライア・キャリーの代表曲。50〜60年代のクラシックなクリスマスソングへのオマージュを込めつつ、マライアの圧倒的な歌唱力で現代的にアレンジ。発表から30年近く経った今でも、毎年クリスマスシーズンのチャートを席巻する不朽の名作です。
1980年代のクリスマスソングを楽しむなら
80年代のクリスマスソングは、ワム!の「Last Christmas」を筆頭に、今でも世界中で愛される名曲揃いです。
また、バンド・エイドの「Do They Know It’s Christmas?」は、音楽史に残るチャリティーソングとして、DVDやブルーレイで当時の映像とともに楽しむこともできます。
まとめ
ここまで、1950年代から1990年代まで、洋楽の古い名曲を中心にクリスマスソングのおすすめをご紹介してきました。
50年代のビング・クロスビーやナット・キング・コールといった往年の名歌手たちの温かみある歌声から、60年代のフィル・スペクターやビーチ・ボーイズによる革新的なサウンド、70年代のジョン・レノンやポール・マッカートニーによる個性的な楽曲、80年代のワム!やバンド・エイドによる時代を象徴する名曲、そして90年代のマライア・キャリーによる現代クリスマスソングの金字塔まで、それぞれの年代別に魅力的な曲を選んでご紹介してきました。
ここでもう一度、個人的に一番おすすめのクリスマスアルバムをご紹介します。
フィル・スペクターのクリスマス・アルバム
クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター
A Christmas Gift for You from Phil Spector / Various Artists
1963年にフィル・スペクターがプロデュースした伝説的なクリスマスアルバム。ロネッツ、クリスタルズ、ダーレン・ラヴなどが参加し、「ウォール・オブ・サウンド」と呼ばれる厚みのあるサウンドで、従来のクリスマスソングを大胆にアレンジ。どれを聴いても名曲揃いで、クリスマス気分を満喫できるおすすめアルバムですよ。
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素敵なクリスマスになりますように!


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