冬の電気代、気になりませんか?
寒い季節に欠かせない暖房器具ですが、種類によって電気代は大きく変わります。「エアコンは電気代が高い」「こたつは安い」といったイメージを持っている方も多いでしょう。
実際のところ、暖房器具の電気代はどれくらい違うのでしょうか?
この記事では、代表的な暖房器具の電気代を高い順にランキング形式で紹介します。さらに、一人暮らしの方向けの節約術や、用途別のおすすめ暖房器具もご紹介します。
この記事で分かること:
- 暖房器具の電気代ランキング(最も高いのはエアコン、最も安いのはこたつ)
- 電気代だけでは選べない理由
- 一人暮らしでの賢い選び方と節約方法
- 乾燥しない暖房器具の選び方
- 用途別のおすすめ暖房器具
最適な暖房器具選びのお供に役立てるとうれしいです。
暖房器具の電気代ランキング【高い順】
【電気代の計算方法】
まずは、代表的な暖房器具の電気代を金額が高い順に見ていきましょう。
暖房器具の電気代は、以下の計算式で求められます。
1時間あたりの電気代(円)= 消費電力(W)÷ 1,000 × 31(円/kWh)
この記事では、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表する電力量料金の目安単価(31円/kWh)を使用して計算しています。
実際の電気代は、ご契約の電力会社やプランによって変わりますが、暖房器具同士の比較には十分参考になります。
【電気代が高い暖房器具ランキング】
1位(最も高い):エアコン(10畳サイズ)
1時間あたりの電気代:4.2~44.0円
月額目安(8時間×30日使用):1,008~10,560円
エアコンは電気代の幅が最も大きい暖房器具です。
室温が安定している時は1時間4.2円程度と比較的安いのですが、運転開始時や外気温が非常に低い時には、1時間44円にもなります。これは、室内と屋外の温度差が大きいほど、多くの電力を消費するためです。
エアコンの特徴:
- 部屋全体を効率よく暖められる
- 設定温度を維持できる
- 室温が安定すれば電気代も落ち着く
- 起動時の消費電力が大きい
- 空気が乾燥しやすい
楽天市場では、省エネ性能の高い最新エアコンが購入できます。10年以上前の機種を使っている方は、買い替えで電気代を大幅に削減できる可能性があります。
2位:オイルヒーター
1時間あたりの電気代:12.4~40.3円
月額目安:2,976~9,672円
オイルヒーターは、本体内部のオイルを電気で加熱し、その熱で部屋全体を暖める暖房器具です。
温風を出さないため静かで、空気も乾燥しにくいのが魅力です。部屋全体を均一に暖められますが、暖まるまでに30分以上かかることもあります。
オイルヒーターの特徴:
- 部屋全体を均一に暖める
- 乾燥しにくい
- 運転音が静か
- 暖まるまでに時間がかかる
- 電気代は高め
小さなお子さんがいるご家庭や、乾燥が気になる方に人気の暖房器具です。
3位:セラミックファンヒーター
1時間あたりの電気代:20.2~35.7円
月額目安:4,848~8,568円
セラミックファンヒーターは、加熱したセラミックから出る遠赤外線を、ファンで温風として送り出す暖房器具です。
スイッチを入れるとすぐに暖かくなるのが最大の魅力ですが、広い部屋全体を暖めるのには適していません。
セラミックファンヒーターの特徴:
- 即暖性が非常に高い(数秒で暖かくなる)
- コンパクトで持ち運びしやすい
- 狭い空間での使用に向いている
- 広い部屋では効率が悪い
- 空気が乾燥しやすい
キッチン、洗面所、トイレなど、限られた空間で短時間使うのに最適です。
4位:電気ストーブ
1時間あたりの電気代:15.5~31.0円
月額目安:3,720~7,440円
電気ストーブは、発熱体(ヒーター)に電気を流し、発生した熱を前面から放射する暖房器具です。
ハロゲンヒーター、カーボンヒーター、グラファイトヒーターなど、発熱体の種類によって呼び方が変わります。
電気ストーブの特徴:
- スイッチを入れるとすぐに暖かい
- 前面の狭い範囲を集中的に暖める
- 部屋全体を暖めるパワーはない
- 軽量で移動しやすい
- 空気は汚さない
脱衣所や足元など、ピンポイントで暖めたい場所に便利です。長時間の使用には向きません。
5位:電気カーペット(3畳サイズ)
1時間あたりの電気代:9.3~18.6円
月額目安:2,232~4,464円
電気カーペット(ホットカーペット)は、内部に通した電熱線を加熱して、カーペット表面を温める暖房器具です。
足元から直接体を暖められるため、エアコンと併用すると体感温度が上がり、エアコンの設定温度を下げられます。
電気カーペットの特徴:
- 足元が直接暖まる
- 床からの冷えを解消できる
- 乾燥しにくい
- 部屋全体は暖まらない
- サイズによって電気代が変わる
1畳、2畳、3畳など、サイズ展開が豊富です。リビングの広さに合わせて選びましょう。
6位(最も安い):こたつ
1時間あたりの電気代:3.1~15.5円
月額目安:744~3,720円
こたつは、テーブル下に設置された発熱体で、こたつ布団の中を暖める暖房器具です。
電気代のランキングでは、こたつが最も安いという結果になりました。
こたつの特徴:
- 電気代が最も安い
- スイッチを入れるとすぐに暖かい
- 体をピンポイントで暖める
- 乾燥しにくい
- 部屋全体は暖まらない
一人暮らしから家族まで、幅広く使える日本の定番暖房器具です。
【比較表】暖房器具の電気代と特徴一覧
ここまで紹介した暖房器具を、比較表にまとめました。
| 暖房器具 | 1時間の電気代 | 月額目安* | 部屋全体 | 即暖性 | 乾燥 |
|---|---|---|---|---|---|
| こたつ | 3.1~15.5円 | 744~3,720円 | × | ○ | しにくい |
| 電気カーペット(3畳) | 9.3~18.6円 | 2,232~4,464円 | × | ○ | しにくい |
| 電気ストーブ | 15.5~31.0円 | 3,720~7,440円 | × | ◎ | 普通 |
| セラミックファンヒーター | 20.2~35.7円 | 4,848~8,568円 | △ | ◎ | しやすい |
| オイルヒーター | 12.4~40.3円 | 2,976~9,672円 | ○ | × | しにくい |
| エアコン(10畳) | 4.2~44.0円 | 1,008~10,560円 | ◎ | △ | しやすい |
*月額目安は1日8時間×30日使用で計算
【表から分かること】
電気代だけで見ると:
- 最も安い:こたつ(最大でも15.5円/時間)
- 最も高い:エアコン(最大44.0円/時間)
ただし、これだけでは判断できません:
- 部屋全体を暖めたいなら:エアコン、オイルヒーター
- ピンポイント暖房なら:こたつ、電気カーペット
- すぐに暖まりたいなら:電気ストーブ、セラミックファンヒーター
- 乾燥を避けたいなら:こたつ、オイルヒーター、電気カーペット
このように、用途によって最適な暖房器具は変わります。ここからは、用途別のおすすめ暖房器具を詳しく解説します。
電気代だけでは選べない!用途別おすすめ暖房器具
電気代のランキングでは「こたつが一番安い」という結果でしたが、実際には使う目的によって最適な暖房器具は異なります。
部屋全体を暖めたい場合
【おすすめ①:エアコン】
電気代の最大値は高いものの、部屋全体を効率よく暖めるならエアコンが最適です。
エアコンがおすすめの理由:
- 設定温度を維持できる
- 室温が安定すれば電気代も安定する
- リモコンで簡単に温度調整できる
- 最新機種なら省エネ性能が高い
注意点:
- 起動時の消費電力が大きい
- こまめにオンオフすると逆に電気代が高くなる
- 空気が乾燥しやすい
環境省のデータによると、2010年製と2020年製のエアコンを比較すると、年間の電気代が約2,920円安くなります。10年以上使っているエアコンがあれば、買い替えを検討する価値があります。
【おすすめ②:オイルヒーター】
乾燥が気になる方、静かな暖房器具が欲しい方には、オイルヒーターがおすすめです。
オイルヒーターがおすすめの理由:
- 温風を出さないので乾燥しにくい
- 運転音がほとんどしない
- 部屋全体を均一に暖める
- やけどの心配が少ない
注意点:
- 暖まるまでに時間がかかる(30分以上)
- 電気代は高め
- 本体サイズが大きい
小さなお子さんがいるご家庭や、寝室での使用に人気です。
短時間・ピンポイント暖房の場合
【おすすめ①:電気ストーブ】
脱衣所、トイレ、玄関など、短時間だけ使いたい場所には電気ストーブが最適です。
電気ストーブがおすすめの理由:
- スイッチを入れた瞬間から暖かい
- 軽量で持ち運びしやすい
- 必要な時だけ使えば電気代を抑えられる
- コンパクトで置き場所を選ばない
効果的な使い方:
- 脱衣所で着替える5分間だけ使う
- 朝の身支度の時だけ使う
- こたつが暖まるまでの補助暖房として
1時間使うと約20~30円かかりますが、5分なら約2~3円です。使う時間を短くすることで、電気代を大幅に抑えられます。
【おすすめ②:セラミックファンヒーター】
キッチンや洗面所など、狭い空間をすぐに暖めたい場合は、セラミックファンヒーターが便利です。
セラミックファンヒーターがおすすめの理由:
- 数秒で温風が出る
- コンパクトで持ち運びやすい
- 人感センサー付きなら無駄な運転を防げる
- タイマー機能で切り忘れ防止
効果的な使い方:
- キッチンで料理中の足元暖房
- 洗面所で身支度をする10分間だけ
- タイマーを設定して使いすぎ防止
電気代は高めですが、短時間の使用に限定すれば問題ありません。
リビングで体を暖めたい場合
【おすすめ①:こたつ】
リビングでゆっくり過ごすなら、こたつが最もコスパの良い選択です。
こたつがおすすめの理由:
- 電気代が最も安い
- 体を直接暖められる
- 家族団らんにぴったり
- 乾燥しにくい
こたつの選び方:
- 一人暮らし:70×70cm程度のコンパクトサイズ
- 2~3人:80×120cm程度の長方形
- 4人以上:120×80cm以上の大きめサイズ
こたつ布団のデザインも豊富なので、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。
【おすすめ②:電気カーペット】
床に座って過ごすことが多い方、エアコンと併用したい方には、電気カーペットがおすすめです。
電気カーペットがおすすめの理由:
- 足元から直接暖まる
- エアコンと併用すると効果的
- 乾燥しにくい
- 電気代が比較的安い
効果的な使い方:
- エアコンの設定温度を2度下げて、電気カーペットと併用
- 使わない部分は電源オフ(半面暖房機能)
- カーペットの下に断熱シートを敷く
サイズは1畳、2畳、3畳から選べます。リビングの広さに合わせて選びましょう。
一人暮らしにおすすめの暖房器具と節約術
一人暮らしの方は、部屋の広さや生活スタイルに合わせて暖房器具を選ぶことが大切です。
ワンルーム・1K(6~8畳)の場合
【おすすめ組み合わせ:エアコン + こたつ】
この組み合わせのメリット:
- エアコンで部屋全体を軽く暖める(設定温度20度)
- こたつで体をしっかり暖める
- エアコン単体より電気代を抑えられる
- 乾燥もある程度防げる
月額電気代の目安:
- エアコン(設定20度、5時間/日):約1,500~2,500円
- こたつ(5時間/日):約500~1,000円
- 合計:約2,000~3,500円
エアコンの設定温度を20度に抑えることで、電気代を大幅に削減できます。こたつがあれば、20度でも十分暖かく感じられます。
一人用こたつのおすすめ
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【こたつだけでもOK】
6畳以下のワンルームなら、こたつだけでも冬を乗り切れる場合があります。
こたつ単体のメリット:
- 月額電気代:約1,000円以下も可能
- 初期費用が安い(1万円台から購入可能)
- 部屋が狭いので暖房効率が良い
こたつだけで過ごすコツ:
- 厚手のカーテンで断熱する
- 部屋の隙間風を防ぐ
- 起床後や帰宅直後は電気ストーブで補助
- 就寝時は電気毛布に切り替える
ただし、部屋全体が暖まらないため、朝起きた時や帰宅直後は寒く感じます。電気ストーブなどの補助暖房があると便利です。
コンパクトこたつのおすすめ
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一人暮らしの電気代を抑えるポイント
【1. 設定温度を下げる】
環境省が推奨する冬の室温は20度です。
具体的な節約効果(経済産業省資源エネルギー庁のデータ):
- エアコンの設定温度を21度→20度に1度下げる:年間約1,650円の節約
- 電気カーペットを「強」→「中」に下げる:年間約5,770円の節約
- こたつを「強」→「中」に下げる:年間約1,520円の節約
「たった1度」でも、年間で見ると大きな差になります。
【2. 必要な時だけ使う】
一人暮らしの場合、不在時の電気代が無駄になりがちです。
節約のコツ:
- 外出時は必ず暖房を消す
- エアコンのタイマー機能を活用(起床30分前にON)
- 就寝時は電気毛布に切り替える
- 短時間の外出でもエアコンは消す
エアコン(設定温度20度)を1日1時間短縮するだけで、年間約1,260円の節約になります。
【3. 断熱対策をする】
窓からの熱の流出は、部屋全体の約50%と言われています。
効果的な断熱対策:
- 厚手のカーテンに変える
- 窓に断熱シートを貼る
- 隙間テープでドアの隙間を塞ぐ
- 日中はカーテンを開けて日光を取り込む
- 日が落ちたらカーテンを閉める
断熱対策をするだけで、暖房の効きが良くなり、電気代を削減できます。
【4. 電気毛布を活用する】
就寝時の暖房には、電気毛布が最もコスパが良いです。
電気毛布の電気代:
- 1時間あたり:約0.5~1.5円
- 8時間使用:約4~12円
- 月額(30日):約120~360円
エアコンをつけたまま寝ると、1時間10~20円、8時間で80~160円、月額2,400~4,800円かかります。電気毛布に切り替えるだけで、月額2,000円以上の節約が可能です。
乾燥しない暖房器具で電気代が安いのは?
冬は暖房と乾燥がセットで悩みの種になります。温風を出す暖房器具は、どうしても空気が乾燥しやすくなります。
ここでは、乾燥しにくい暖房器具を電気代の安い順に紹介します。
乾燥しにくい暖房器具ランキング
【1位:こたつ(電気代:月額744~3,720円)】
乾燥しにくい理由:
- 温風を出さない
- こたつ布団の中だけを暖める
- 部屋全体の湿度に影響しない
こたつのメリット:
- 電気代が最も安い
- 乾燥の心配がほとんどない
- 体を直接暖められる
こたつは、乾燥対策と電気代節約の両方を実現できる優秀な暖房器具です。
【2位:電気カーペット(電気代:月額2,232~4,464円)】
乾燥しにくい理由:
- 温風を出さない
- 床面だけを暖める
- 空気の湿度が下がりにくい
電気カーペットのメリット:
- 足元から直接暖まる
- エアコンと併用するとエアコンの設定温度を下げられる
- 乾燥しにくい
エアコンと電気カーペットを併用すれば、エアコン単体よりも乾燥を抑えられます。
【3位:オイルヒーター(電気代:月額2,976~9,672円)】
乾燥しにくい理由:
- 温風を出さない
- 輻射熱で空気を暖める
- 部屋全体の湿度が下がりにくい
オイルヒーターのメリット:
- 最も乾燥しにくい暖房器具
- 部屋全体を均一に暖める
- 静かで快適
デメリット:
- 電気代は高め
- 暖まるまでに時間がかかる
乾燥対策を最優先するなら、オイルヒーターがおすすめです。ただし、電気代は高めなので、予算と相談しましょう。
【参考:電気毛布(就寝時専用)】
電気代:月額約120~360円
電気毛布は就寝時専用ですが、乾燥の心配がなく、電気代も最安です。
【乾燥しやすい暖房器具を使う場合の対策】
エアコンやセラミックファンヒーターなど、温風を出す暖房器具は乾燥しやすいですが、以下の対策で乾燥を軽減できます。
乾燥対策:
- 加湿器を併用する
- 洗濯物を室内干しする
- 観葉植物を置く
- 濡れタオルをかけておく
- こまめに換気する
特に加湿器との併用は効果的です。適度な湿度(40~60%)を保つことで、体感温度も上がり、暖房の設定温度を下げられます。
暖房器具の電気代を節約する5つのコツ
ここまで様々な暖房器具を紹介してきましたが、どの暖房器具を選んでも、使い方次第で電気代は変わります。
ここでは、暖房器具の電気代を節約する具体的なコツを5つ紹介します。
1. 適切な設定温度を守る
環境省が推奨する冬の室温は20度です。
具体的な節約効果(経済産業省資源エネルギー庁のデータ):
エアコンの場合:
- 外気温6度の時、設定温度を21度→20度に1度下げる
- 年間約1,650円の節約
電気カーペットの場合:
- 3畳用を1日5時間使用
- 設定温度を「強」→「中」に下げる
- 年間約5,770円の節約
こたつの場合:
- 1日5時間使用
- 設定温度を「強」→「中」に下げる
- 年間約1,520円の節約
このように、設定温度を少し下げるだけで、年間数千円の節約になります。
2. 暖房器具を組み合わせて使う
異なる特徴を持つ暖房器具を組み合わせることで、暖房効率を高められます。
【効果的な組み合わせ例】
エアコン + こたつ:
- エアコンの設定温度を20度に抑える
- こたつで体を暖める
- エアコン単体より電気代を抑えられる
エアコン + 電気カーペット:
- 足元から暖まることで体感温度が上がる
- エアコンの設定温度を下げられる
- 乾燥もある程度防げる
エアコン + サーキュレーター:
- 暖かい空気は天井付近に溜まる
- サーキュレーターで空気を循環させる
- 部屋全体が均一に暖まる
- エアコンの過剰運転を防げる
サーキュレーターの電気代は1時間約1円程度なので、エアコンの効率を上げることを考えるとコスパが良いです。
3. 定期的に掃除する
エアコンやセラミックファンヒーターなど、温風を出す暖房器具は、フィルターの掃除が重要です。
エアコンのフィルター掃除の効果:
- フィルターが目詰まりしたエアコン(2.2kW)
- 掃除したエアコンと比べて年間約990円余分に電気代がかかる (経済産業省資源エネルギー庁のデータ)
掃除の頻度:
- エアコン:2週間に1回
- セラミックファンヒーター:月1回程度
フィルターの掃除は5~10分程度で終わります。定期的に掃除することで、暖房効率を保てます。
室外機周辺の整理も重要:
- 室外機の周りに物を置かない
- 雑草や落ち葉を取り除く
- 風通しを良くする
室外機の周辺環境を整えることも、エアコンの効率アップにつながります。
4. 断熱対策をする
窓からの熱の流出は、部屋全体の約50%と言われています。断熱対策をすることで、暖房効率が大きく向上します。
【効果的な断熱対策】
窓の断熱:
- 厚手のカーテンに変える
- 窓ガラスに断熱シートを貼る
- 二重カーテンにする
- 日中はカーテンを開けて日光を取り込む
- 夕方以降はカーテンを閉める
隙間風の防止:
- ドアや窓の隙間に隙間テープを貼る
- 古いサッシは隙間が大きいので要注意
床の断熱:
- 電気カーペットの下に断熱シートを敷く
- 厚手のラグやカーペットを敷く
これらの断熱対策をするだけで、同じ設定温度でも暖かく感じられ、電気代の節約につながります。
5. 古い暖房器具は買い替えを検討
暖房器具の省エネ性能は年々向上しています。10年以上使っている暖房器具があれば、買い替えで電気代を大幅に削減できる可能性があります。
最新エアコンの省エネ効果(環境省のデータ):
- 2010年製と2020年製を比較
- 年間消費電力:923kWh → 815kWh
- 約12%の省エネ
- 年間の電気代が約2,920円安くなる
10年使えば約29,200円、15年なら約43,800円の差になります。
買い替えを検討すべきサイン:
- 10年以上使っている
- 異音がする
- 暖まりが悪くなった
- 電気代が以前より高くなった
最新の暖房器具には、以下のような便利な機能が搭載されています。
最新暖房器具の便利機能:
- 人感センサー(人がいない時は自動で節電)
- タイマー機能(つけっぱなし防止)
- エコモード(自動で省エネ運転)
- スマホ連携(外出先から操作可能)
これらの機能を活用することで、さらに電気代を抑えられます。
セラミックヒーターは電気代が高い?賢い使い方
セラミックファンヒーターは「電気代が高い」というイメージがありますが、使い方次第では便利でコスパの良い暖房器具です。
セラミックファンヒーターの電気代
1時間あたり:20.2~35.7円
8時間使うと:約162~286円 30日使うと:約4,848~8,568円
確かに、長時間使うと電気代は高くなります。
電気代が高くなる理由
消費電力が大きい:
- 一般的な機種:800~1200W程度
- 強運転:1200W前後
- 弱運転:600~800W程度
広い部屋では効率が悪い:
- 温風の到達範囲が狭い
- 部屋全体を暖めようとすると非効率
- 長時間運転が必要になる
セラミックヒーターが向いている使い方
セラミックファンヒーターは、以下のような使い方に最適です。
短時間使用:
- 脱衣所で着替える5~10分間
- トイレの使用中だけ
- 朝の身支度の時間だけ
狭い空間:
- キッチンの足元
- 洗面所
- デスクの下
補助暖房として:
- エアコンが暖まるまでの数分間
- こたつに入るまでの間
電気代を抑える使い方
1. タイマー機能を活用する:
- 15分、30分など短時間で自動オフ
- 切り忘れ防止
2. 省エネモードで使う:
- 強運転(1200W):1時間約37円
- 弱運転(600W):1時間約19円
- 弱運転なら電気代が半分
3. 人感センサー付きを選ぶ:
- 人がいない時は自動で停止
- 無駄な運転を防げる
4. 必要な時だけつける:
- つけっぱなしにしない
- 暖まったら消す
このような使い方をすれば、セラミックファンヒーターも十分コスパ良く使えます。
部屋全体を暖める暖房器具の電気代比較
「部屋全体を暖めたい」という場合、選択肢は主に2つです。
部屋全体を暖められる暖房器具
| 暖房器具 | 1時間の電気代 | 暖まる速さ | 乾燥 | 運転音 |
|---|---|---|---|---|
| エアコン | 4.2~44.0円 | △(10~20分) | しやすい | 普通 |
| オイルヒーター | 12.4~40.3円 | ×(30分以上) | しにくい | 静か |
エアコン vs オイルヒーター
エアコンがおすすめの人:
- すぐに部屋を暖めたい
- 広い部屋を効率よく暖めたい
- 電気代を抑えたい(室温安定後)
- 温度調整を細かくしたい
オイルヒーターがおすすめの人:
- 乾燥を避けたい
- 静かな暖房器具が欲しい
- 時間をかけてゆっくり暖めても良い
- 小さな子供がいる
部屋の広さ別おすすめ
6畳:
- エアコン単体でOK
- 省エネモデルなら電気代も抑えられる
8~10畳:
- エアコン + 補助暖房(こたつ、電気カーペット)
- エアコンの設定温度を下げて電気代節約
12畳以上:
- エアコン必須
- 能力不足なら買い替えも検討
- サーキュレーターで空気を循環
エアコンを選ぶ際は、部屋の広さに合った能力(畳数)の製品を選ぶことが重要です。能力不足だと、設定温度に達するまで時間がかかり、電気代が高くなります。
参考:石油ファンヒーター
石油ファンヒーターも部屋全体を暖められますが、電気ではなく灯油を使います。
石油ファンヒーターの特徴:
- 電気代は安い(1時間約1円)
- 灯油代が必要(1時間約15~20円)
- 即暖性が高い
- 灯油の購入・補充が必要
- 定期的な換気が必要
灯油の価格は変動するため、電気代との比較は難しいですが、即暖性の高さは魅力です。
おすすめ暖房器具 目的別ランキング
ここまでの情報をもとに、目的別におすすめの暖房器具を紹介します。コスパや機能性に優れたものを厳選しました。
電気代重視派におすすめ
【1位:こたつ】
電気代:月額744~3,720円
電気代を最も抑えられる暖房器具です。一人暮らし用のコンパクトサイズから、家族向けの大型サイズまで、幅広く揃っています。
選ぶポイント:
- 一人暮らし:70×70cm程度
- 2~3人:80×120cm程度
- 4人以上:120×80cm以上
こたつ布団のデザインも豊富なので、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。
【2位:電気毛布】
電気代:月額約120~360円
就寝時専用ですが、電気代は最安です。エアコンをつけたまま寝るより、はるかに経済的です。
選ぶポイント:
- 敷きタイプ、掛けタイプ、掛け敷き兼用タイプがある
- 丸洗いできるタイプが衛生的
- タイマー機能付きが便利
【3位:電気カーペット】
電気代:月額2,232~4,464円
足元暖房に最適です。エアコンと併用することで、エアコンの設定温度を下げられます。
選ぶポイント:
- 1畳、2畳、3畳からサイズを選ぶ
- 半面暖房機能付きが節電に便利
- 切り忘れ防止タイマー付きがおすすめ
【1位:こたつ】
電気代:月額744~3,720円
乾燥の心配がなく、電気代も安い優秀な暖房器具です。
【2位:オイルヒーター】
電気代:月額2,976~9,672円
温風を出さないので、最も乾燥しにくい暖房器具です。電気代は高めですが、乾燥対策を最優先するなら最適です。
選ぶポイント:
- 適用畳数を確認(6畳用、8畳用など)
- タイマー機能付きが便利
- 転倒時自動オフ機能があると安全
【3位:加湿機能付きエアコン】
電気代:月額1,008~10,560円
最新のエアコンには、加湿機能が付いたモデルもあります。別途加湿器を買う必要がないので便利です。
【エアコン+加湿器の組み合わせもおすすめ】
加湿機能がないエアコンでも、加湿器を併用すれば乾燥を防げます。
一人暮らしにおすすめ
【1位:コンパクトこたつ】
電気代:月額約500~1,000円
一人暮らしのワンルームに最適なコンパクトサイズのこたつです。
選ぶポイント:
- 70×70cm程度の正方形
- 折りたたみ式なら夏場の収納も楽
- 天板がおしゃれなものを選ぶと、夏もテーブルとして使える
【2位:小型エアコン】
電気代:月額1,500~3,000円程度
6畳用の省エネエアコンなら、電気代を抑えながら部屋全体を暖められます。
選ぶポイント:
- 6畳用の能力
- 省エネ性能が高いモデル
- タイマー機能付き
【3位:人感センサー付きセラミックヒーター】
短時間使用なら便利
脱衣所や洗面所など、短時間だけ使う場所に最適です。
選ぶポイント:
- 人感センサー付き
- タイマー機能付き
- コンパクトで持ち運びしやすい
まとめ:暖房器具の電気代を高い順にランキング
暖房器具の電気代を高い順にランキングすると、以下のようになります。
暖房器具の電気代ランキング(高い順)
- エアコン(10畳):4.2~44.0円/時間(最大値が最も高い)
- オイルヒーター:12.4~40.3円/時間
- セラミックファンヒーター:20.2~35.7円/時間
- 電気ストーブ:15.5~31.0円/時間
- 電気カーペット(3畳):9.3~18.6円/時間
- こたつ:3.1~15.5円/時間(最も安い)
ただし、電気代だけでは選べない!
暖房器具は、用途によって最適なものが変わります。
部屋全体を暖めたい:
- エアコン(効率的)
- オイルヒーター(乾燥しにくい)
ピンポイント暖房:
- こたつ(電気代最安)
- 電気カーペット(足元暖房)
短時間使用:
- 電気ストーブ(すぐ暖まる)
- セラミックファンヒーター(即暖性◎)
一人暮らし:
- こたつ(コスパ最強)
- エアコン+こたつ(快適性重視)
乾燥対策重視:
- こたつ(電気代も安い)
- オイルヒーター(最も乾燥しにくい)
節約のポイント5つ
- 設定温度を適切に:エアコン20度、カーペット「中」
- 暖房器具を組み合わせる:エアコン+こたつなど
- 定期的な掃除:エアコンのフィルターは2週間に1回
- 断熱対策:窓からの熱の流出を防ぐ
- 古い器具は買い替え:10年以上前のエアコンは電気代2倍以上
最後に
暖房器具を選ぶ際は、電気代だけでなく、部屋の広さ、使用時間、乾燥対策の必要性など、総合的に判断することが大切です。
あなたのライフスタイルに合った暖房器具を選んで、快適で経済的な冬を過ごしましょう!
楽天市場では、様々な暖房器具が購入できます。レビューも参考にしながら、最適な一台を見つけてください。


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